やっと…本格的に始動‼️
梅雨の合間に湿度もほどほどで、絶好のサッカー日和。
今日から会場は、いつもの慣れ親しんでいる本町小グラウンドに移してトレーニング。
先週までのトレーニングでは、コロナ禍明けの子ども達の体力の回復度合いを見るため、低い強度でトレーニングを行って来たけれど、今日からは接触プレーを伴う、ある程度の強度を求めることにすることをコーチ陣で確認して開始。
と…おっと、その前に久しぶりの本町小グラウンドは誰も使っていなかったからか、雑草がわんさか。子ども、保護者、コーチ皆でトレーニング前の約10分間に草ひきしてからトレーニングを開始した。
3,4,5年生のトレーニングテーマはサッカーの基本中の基本『パス&コントロール』。二手に分かれて約13m離れて向かいあった仲間への対面パス。
子ども達には、軸足の置き所やつま先の向き、蹴る方の足は固定して、キックの後は移動の1歩目にする事を求めながら行った。
向かい側のキッカーから来るボールに、タイミングよく前に出てからボールをコントロールしてインサイドキックまで繋げる中で、慣れてる子どもと、まだ慣れていない子どもが居て、その状況に応じてコーチは声をかける。
出来てる子どもには、少しずつ高い要求を…、自分のスピードを落とさないように身体の前方でボールをタッチして、次に蹴りやすい所にボールを納めることの要求に対してもしっかりチャレンジしてくれた。
コーチでも思うように出来ないこの基本プレーを子ども達は、段階的に上積みしてくれ、吸収の早さに驚かされる。保護者の皆さん、簡単に見えるこのトレーニングも上手にやるのは、実は難しいんですよ。
次は14m×8mのボックスを真ん中で区切った4対2(片方ずつで2対1)でボールのキープ。
これも選手のプレー理解度にあわせて、段階的な要求を行った。
『パスコースの作り方』『狭いスペースでのボールのもらい方』。難しい要求としては『相手の状況をギリギリまで観て判断を変える事』などなど。
子ども達はしばらくサッカーから遠ざかっていた分、色んな感覚がまだ戻って来ていないはず。今日からやっと対人プレーを交えて、サッカーらしいトレーニングが出来るようになってきた。
コーチ陣もこれから子ども達と一緒にサッカー出来る喜びを噛みしめながら、子ども達にとって良い刺激をどんどん与えていきたい。