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「無駄をなくす」

令和3年度が始まって1ヶ月が過ぎようとしています。今年度からチーム化しましたので、状況がいろいろと変わってきました。その中でも、1番大きいな変化は人数が増えたということ。昨年度と比べると、トレーニングに参加してくれる子どもの数が倍近くになっています。とてもうれしいことですが、トレーニングの質を落とさないようにするためには「無駄をなくす」ことが大切です。今、クラブで取り組んでいることをふり返って見ます。

今まで、グランドの半分を3年以上。残りのスペースに1・2年と未就学児のミニコートを1面ずつとっていた。ゲーム前のトレーニングはそのスペースでいいんだけど、ゲームになるとコート数が足りない。コートの広さによってゲームをする適正人数があるので、それを守ると待ち時間が長くなってしまう。ここで「時間の無駄」が出てくる。1時間や1時間30分の時間の中で、できる限り活動する時間を確保するためには、この無駄をなくさないといけない。グランドを見渡すと、所々空いてるスペースがある。「無駄なスペース」があるじゃないか!このスペースの無駄をなくし、グランドの枠をめいいっぱい使って、のミニコートを3つ確保した。そうすると、どうなったかというと・・・。

19:00~20:00は、30m×18mのコートで未就学児、30m×20mのコート2つで1・2年のトレーニング&ゲーム。48m×34mのコートで3年以上のトレーニング。1・2年のゲームコートが2つになったことで、プレーの機会を確保。ここで一応未就学児から2年は終了。
20:00~20:30は、48m×34mのコートと、ミニコート2つ分をくっつけて40m×30mのコートを作り、2コートで3年以上のゲーム。ミニコートが1つ残っているので、お兄ちゃんお姉ちゃんを待っている子やまだやりたい子を集めてゲーム。3年以上のゲームコートが2つになったことで、子どもたちをA・Bに分け、自分の力に合ったグループでゲームができるようになった。

とにかく、19:00~20:30の間、グランドの隅々まで使ってみんなでサッカーをやってる。スペースの無駄をなくし、コートを増やしたことで時間の無駄が解消。時間の無駄をなくすと、プレー時間も長くなるのでテクニックも身につくし、運動強度も上がる。

今日、トレーニングの終盤でグランド全体を見渡し、感じたことを書きました。あとは我々コーチ陣のコーチングの力をさらに上げていきたいと思います!