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「プレー強度」

7月30日、31日の2日間、FC formare熊本さん主催の「にくたらしCUP」に参加した。
12チームを4チームずつの3パートに分け、1日目がパートで総当たり戦(3ゲームずつ)、2日目は順位決定戦を行った。

1日目は2勝1敗。初戦を1-5でやられてしまったので、少しチーム全体の雰囲気が悪かったけど、残り2試合は4-0、4-1と勝つことができた。その結果2勝1敗が3チームになり、うちのチームは残念ながら得失点差で3位。2日目は、3,4位のチームが集まった順位決定戦に進むことになった。

7月は、「自陣の守備」と「自陣の攻撃」をテーマにトレーニングをしてきた。「自陣の守備」では、ボールを奪いに行きながらもゴールを守ること、そのために1stDFの決定とシュートを打たせないアプローチ、コンパクトに守りながら守備のバランスをとることをやってきた。また、「自陣の攻撃」では、局面で数的優位を作り、安定したポゼッションをしながらハーフウエイラインを超えてボールを運んでいくことをやってきた。このやってきたことをゲームで表現しようというのが今回の大きなテーマ。1日目は、ビルドアップのところでミスがあり、ボールの奪われ方が悪くて失点を重ねてしまった。

パス&コントロールのトレーニングは毎回しつこいぐらいやってるので、少しずつその部分のテクニックは上達している。しかし、ウォーミングアップで行ってるパス&コントロールのトレーニングは、動きながらはやってるけど、DFはいない状態。DFがいることを想定しながら、どれだけ自分を追い込んでるかでゲームにつながるトレーニングになっているのかが変わってくる。ビルドアップのところは、相手のゴール前ではないので、そこまで相手のプレスが強いわけじゃない。それでもパスやコントロールがずれ、簡単にボールを失い、失点につながってしまった。今回のようなCUP戦でたくさん経験を積むことも大事だけど、普段のトレーニングでプレーの強度を高めた中でテクニックを発揮できるかを意識しないといけない。今回はその部分が出たって感じかな。

2日目は、3,4位グループになったので、ちょっと絞り込んで、「無失点で優勝」というテーマを掲げた。その中で、シュートを打たせない、自陣でボールを失わないことを意識させた。結果は、予選リーグが10-0、1-0、決勝が1-0で、3,4位グループの優勝。でも、ゲームによってはシュートを1,2本打たれたり、数回自陣でボールを失ったりする場面があった。結果は残せたけど、内容的には満足できるものじゃなかった。特に1-0だったゲームは、もっと得点をして楽にゲームを進められたはず。フィニッシュの部分は最近やってないけど、これまでに何度を積み重ねてきたところではある。

2日間通して感じたのは、やっぱりどれだけ本気で普段のトレーニングに取り組んでいるかということ。トレーニングでプレーの強度を高めていかないと、大会やCUP戦では通用しない。じゃあ、プレー強度を高めるには?コーチから厳しく言われて?それとも自分で意識を変える?さて、どちらの方が効果が上がるのでしょう・・・

(各チームのMVP達)