8月6日(土)、7日(日)の2日間、「夏の強化トレーニング」を行った。
本当は、合宿形式で一緒に寝泊まりをしたり、学習会をしたりしたかったんだけど、コロナ感染防止のため、2日間2部練習という形に変更。
4テーマのトレーニングを準備して、さあやるぞ!と意気込んだんだけど、なんとなんと、2日間とも朝から雷鳴が・・・。
トレーニング会場には避難場所がないので、どうしようかとスタッフで相談し、結局午前中のトレーニングは中止を決定。残念ながら午後からのトレーニングしかできなかった。
でも、火、木曜は夜のトレーニングなので、日中にできることはとても貴重。暑さに負けない体力と気力を養うことができる。
トレーニングのメニューは、「ゴール前の崩し」と「ビルドアップ」「前線の守備」。同じ攻撃、あるいは守備のトレーニングでも、エリアや状況によってサッカーの目的が変わってくる。例えば、相手のゴール前ではゴールを奪うことが攻撃の目的になる。でも、自分たちが守るエリアでは、ゴールを目指すけどボールを失ってはいけない。そんなことが子どもたちに意識できればと思ってコーチングした。
こちらが意図することは理解してもらえたと思うんだけど、そのことがなかなかプレーに表れない。相手のゴール前でシュートまで持ち込まないし、自分たちが守るエリアでボールを失ってしまう。
原因は基本技能、いわゆるテクニック。思ったところにパスを通せない、コントロールができない。もちろん、原理原則や基本戦術を十分に理解していない部分もあるけど、やろうとする実行のところでミスが目立つ。テクニックの習熟は反復しかない。ボールを止めて蹴る。もっとここにこだわってトレーニングしていく必要がある。
夏休みが終わると、U10、全日本、新人戦、選手権と大会が続く。それまでに少しずつ積み上げていこう!