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「ちょっと変えただけで・・・」

今日は低学年のトレーニングについて。
いつも1・2年生だけでやってるけど、今日は6年生が体験で参加してくれたので、3年生もこちらのカテゴリーに入ってトレーニング。おかげで17人の大所帯。いつもこのくらい来てくれるといいな。やっぱり人数が多いと盛り上がる。

トレーニングは前回に引き続き、ボールフィーリング(ドリブル)→パス&コントロール→2対2+2サーバー→ゲーム。大筋は変えないで、子どもたちの様子を見ながら少しずつ負荷をかけていきたい。

まず驚いたのは、1年生のパス&コントロールが上手になってる!当然ミスもあるけど、やろうとする姿勢は見られるし、うまくやれることが多くなってきた。インサイドでボールをコントロールし、インサイドでパスを出す。ゲームの中で一番使うテクニックといってもいいくらい大切なもの。それを対面でやっていくんだけど、外から見てると、まあ地味なトレーニング。やらせといてなんだけど、こんなつまらないと思われるトレーニングを積み上げていくと、確実にテクニックが高まっていく。2年生も、「止めて、蹴る」をテンポよくできるようになってる。子どもの成長ってすごいな!

パス&コントロールのトレーニングを対面でやると、ボールが来た方向に止めて蹴るってことになるんだけど、これってゲームの場面ではあまり見られない。実際は、いろいろな角度からボールが入り、原則そのボールを進行方向(ゴール方向)にボールを置く。ということで、対面だけでなく、四角形でボールを回すトレーニングもやってる。ボールをコントロール際に、ちょっと角度を変えないといけないんだけど、なんとこれも上手にやれるようになってる!利き足じゃない方だとちょっとパスやコントロールがずれちゃうけど、いい感じだ!これもここしばらくやってるので、子どもたちも感覚がつかめてきたみたい。
そこで、今日はもう一つ負荷をかけた。今までフラットマーカーの上に立ち、そこでコントロールしていたけど、その内側にDFに見立てたコーンを置いてみた。コーン(DF)に当たらないようにパスをしたりコントロールしたりしないといけない状況を設定。すると・・・。パスがコーンに当たったり内側に来たりする・・・。コントロールしたボールがコーンに当たる・・・。それまでテンポよくボールが回っていたのに、ドタバタ感が出てきた。

ちょっと変えただけなのに・・・。でも、続けていけばきっとできるようになるはず!負荷をかけるってことは、よりゲームと同じ状況に近づけるということ。今はできなくても積み上げていけば、またできるようになる!DFの間にビュっとパスを通してゴールに向かう。そんな子どもたちの姿を早く見たいな!