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「収穫は個によって違う・・・」

今日はクレアールとのトレーニングマッチ。有明の整備されたグランドで、事前の準備もバッチリしてあった。グランドに入ったときに、クレアールさんの心遣いに気づくことができたかな?当たり前のようにグランドに入って、当たり前のようにゲームをする。そのことが当たり前と感じるかもしれないけど、たくさんの人の関わりがあってできることに気づき、感謝する気持ちをもってほしいな。トレーニングマッチのときは、いつも相手チームにお世話になっているので、今度は是非、うちでやろう。おもてなしの気持ちで相手チームを迎える体験をしないと、気づけるものも気づけないよね。

今日は、8人制用のピッチが1つ、5、6人制用のピッチが2つも作ってあった。おかげで、キッズ、12年、23年のカテゴリーに分け、ほとんど休みなくゲームをすることができた。ゲームが始まる前にみんなで確認したこと。それは、日頃のトレーニングでやっていることをやるということ。例えば、1~3年はドリブルだけじゃなく、パスでも攻撃できるようトレーニングしているので、そのことができるかどうか試す、ということがテーマ。さあ、どうだったかな?トレーニングしていることができたかな?

コーチたちは、日頃トレーニングしていることしか言葉かけをしなかったはず。トレーニングしてないことを要求されても困るもんね。1~3年ならば、正確にコントロールやパスをすること。パスが受けられるところにポジションをとること。体をボールとゴールが見えるような向きにすること。ドリブルで勝負するところとパスで攻撃するところの判断をすることなどなど・・・。そのことをどれだけ意識してプレーしたか。そして、ゲーム中やハーフタイムでどれだけコーチの言葉に耳を傾けたか。いくらプレーがうまくいったとしても、それらのことができていないとなぜうまくいったか分からない。そうなると、次にまたうまくプレーできるかわからない。でも、プレーがうまくいかなくても、意識できていたならばトレーニングで改善することができる。今日のTMを見ていて、それらの意識の差を感じた。今回のTMでの収穫は、その意識の差で違ってくるな。

どのスポーツでも、考えながらプレーしないと成長しない。うまくできたかできなかったかは、あくまでも結果。それも大事だけど、結果につながる過程の中で、成果と課題を自分でも見極める力が必要。今日もたくさんの保護者のみなさんが応援に来てくださっていたので、是非そのことを話題にしてほしいです。何ができたの?何ができなかったの?じゃあ、次からどうしたらいいの?と掘り起こしてみてください。もし、お子さんから「わかんない」とか「えー、めんどくさい」という反応が返ってきたら、「それが言えないなら成長しないな」と亀コーチが言ってたよ!と返してくださいね。