連休中、どのチームもトレーニングマッチやカップ戦に参加して、チーム力アップに力を注いでいる。我がチームもカップ戦に参加する予定だったが、コロナ対策のため会場が使えなくなり、残念ながらカップ戦が中止になってしまった。どうしよう・・・と思っていたら、同じカップ戦に参加予定だったクレアールさんと、3年以下のトレーニングマッチをすることができた。クレアールさん、お相手していただき、ありがとうございました!
ということで、今回はそのトレーニングマッチについて。
3年と2年以下のカテゴリーに分けてトレーニングマッチ。まずは3年から。
うちの3年は、他のカテゴリーと比べると人数も多く、普段のトレーニングにも欠かさず参加する子が多い。今回、チーム生7人全員参加。スクール生も2名来てくれたので、2年1名を加えて10人で参加。5人の2チームに分け、5対5+GKのゲーム。ゲーム前のウォーミングアップでは、メインの翔コーチが、「今日はゴールを目指すことをテーマにしたいんです」と言ってきたので、そのトレーニングを行い、ゲームに臨んだ。ゲームでは、うちの方が少し個の力が上だったので、点数は入る。でも、ボールを持ったときに、ゴールに近い選手にパスを出せたかというと・・・。相手のプレッシャーがそんなに速い訳じゃなかったけど、ボールを持ってからただ前にドリブルで進もうとしてボールを奪われることが多かった。もちろん、そこで突破ができてゴールにつながる場面も多かったけど、翔コーチがねらいとしていたことはあまりできなかった。その原因は・・・、判断が遅い。というか判断するための情報収集をしていない。つまり、ボールが来る前に「観ていない」ことが大きな原因。ボールが来てどうしようか考えるから、ボールの置きどころも悪いし、空いている味方、特にゴールに近い位置にいる味方にパスを出すことができなかった。ボールが来る前に「観ておく」ことで、プレーの選択肢をいくつか持っておく。そして、いいところにボールを置き、もっていた選択肢の中から最善のものを選択する。一番いいのは、ゴールに近い位置にいる味方にパスを出すこと。その次は、フリーになっている味方にパスを出す。どうしてもパスコースがない場合は、GKに戻して、もう一度前に進むことをやり直す。相手にボールを奪われないことを最低条件にして、ここぞというときに前に進む。そのためにも「観ておく」ことが必要だ。
次は2年以下。2チーム作れるくらいの人数がいたんだけど、クレアールさんが1チームしか作れないということで、3チームを1コートで回していった。でも、そうすると1チームはお休みしていることになる。もったいない。せっかくのトレーニングマッチなのに・・・。そこで、クレアールさんの応援席を見ると、未就学のちびっ子が何人かいたので、声をかけて参加してもらった。それでクレアールさんも2チームできたので、2コートを使って4チームでゲームをした。給水タイムのわずかな時間だけ休憩で、あとはずっとゲーム。やっぱり、プレーの回数を増やしていかないと、上達につながらない。うちの2年以下はほとんどが1年あるいは未就学児。2年は1人だけ。相手との体格差はあったかもしれないけど、ボールを持てる子が多いので、こちらも点数がたくさん入ってた。このカテゴリーは、ドリブルでボールを運んでゴールに結びつけるプレーができることが大切。ボールを奪われることを恐れないで、どんどんチャレンジしてほしい。その代わり、奪われたら奪い返すこと。ボールやゴールへの執着心や1対1に負けない強さを身につけてほしい。そう考えると、チーム内にまだ個人差がある。この個人差を埋めていくことで、チーム全体のレベルアップにつながる。
今回も今までやってきたことの確認ができ、これからやるべき方向性が見えてきた。とても貴重な機会でした!連休明けのトレーニングで、コーチの声かけが変わってくるはず。お楽しみに!