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「粘り強く戦う」

東京オリンピック男子サッカー準々決勝、日本対ニュージーランド戦。PK勝ちを確認してからこのブログを書いています。
今日の日本代表、とっても苦戦していました。リーグ戦とトーナメント戦の戦い方の違い?連戦の疲れ?少ない得点チャンスをものにできなかったから?酒井選手が出場停止だったから?
とにかくこんな試合展開になっても粘り強く戦うことが大切。この勝ちを拾うことができたことがチームとしてのさらなる成長につながってほしい。準決勝のスペイン戦。みんなで応援しましょうね!

今日は、エスペランサさん主催の「エルセルモカップ」に参加。小川町の観音山グランドに久しぶりに来ました。以前はよくここで試合したなあ、と思いながらグランドに入りました。そういえば、天草を出てからの大会参加って初めて!子どもたちがどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみにしながらコーチングしました。今回はその様子をお伝えします。

まずは、2年カテゴリーについて。2年カテゴリーといっても、うちのチームは2年2人、1年2人、年長2人の編成。ちょっと厳しいかな?と思ってたけど、1年、年長の4人がボールに食らいつきよく動く。ボールをもったらゴールに向かってドリブル。奪われたら奪い返そうとする。自分の思い通りにプレーしてた。そんな4人を支えるのが2年の2人。ドリブルだけじゃなくてパスで相手をかわしたり、攻守のバランスをとったりして、うまくゲームをコントロールしてた。大人だなあ。そういえば、以前もこんなコメント書いた気がする・・・
予選リーグ1試合目は先制点をとったんだけど、後半押し込まれて1点差の逆転負け。でも2試合目は粘り強く守って2-0のクリーンシート。この試合で粘り強く戦ったことで3チームが勝ち点で並び、得失点差でリーグ1位を獲得。すごい!!決勝トーナメントでは1人体調不良で5人でスタート。結局力負けしてしまった。
最後、負けてしまったのは残念だったけど、3試合とも子どもたちがよく動いていた。ドリブルで前に進む力、ボールを奪い返そうとする気持ちは大したもの。こんな経験を積み重ねていくと、絶対強くなれる!今後が楽しみだ!

午後からは3年カテゴリー。7人ともいつも上の学年を相手にしてるので経験値はあるはず。同じ学年相手だから、そこそこやれるんじゃないかな、と期待してスタートしたんだけど・・・

1試合目、暑さのせいなのか、体が全く動かない。攻撃の場面では、味方がボールをもってもサポートのポジションに入ろうとしない。だからボールをもっている味方が孤立してボールを奪われる。あるいは無理にパスを出してミスする。ボールを奪われて攻撃から守備に切り替わる場面では、その切り替えが遅くファーストディフェンスでアプローチが甘い。だから力のある選手に簡単にドリブルを許し、シュートまで持ち込まれてしまう。攻撃・守備の場面でそんな状態だから、全体的に見て動きが緩慢に見える。負けてるのに必死さ、がむしゃらさを全く感じなかった。2試合目は力の差があったのになかなか得点を奪えず、1-0の僅差で何とか勝ちを拾った。それもみんなで相手を崩して得点、ということではなく、個の力でもぎとった得点。あんまりいいゲームだったとはいえない。予選は1勝1敗で2位。残念ながら決勝トーナメントには進めず、フレンドリーマッチに回った。3試合目はそれまでよりも多少動きがあったかな?パスを回してゴールを奪うことができた。最終戦を何とか2-0で勝利。

日本代表でも、当然ながら思い通りのゲームを組み立てることができないときがある。下馬評では優勢だと思われた相手でも、勝ち切ることは簡単じゃない。そんな時は、90分間、延長まで入れると120分間、集中を切らさずに粘り強く戦い抜くことが大切だと思う。子どもたちのゲームでも同じことが言える。思い通りの試合運びができなくても、今までトレーニングで積み上げてきたことを粘り強くやっていく。それぞれのカテゴリーで行っているトレーニング。今日のゲームで、そのトレーニングで身につけたことを、精一杯出し切れたかな?