１２月３日、新しくできた熊本県フットボールセンター「cosmos」で、新人戦の３、４回戦が行われた。
我がアマソレイアの対戦相手は、EVOLUZIONE.FCさん。１日目、自分たちの試合後に行われた勝ちチームなので、スカウティングはバッチリ。その後の１週間、この試合に向けての準備を行ってきた。
火、木曜２回のトレーニングだったけど、子どもたちはどう攻めるか、どう守るかイメージはできたはず。そして、いよいよ本番！
前半は、ずっと相手ペース。ボールはずっと握られてた。奪っても、ボールを置いた方向にパスコースがない。無理にパスを出して簡単に奪われる。または、ターンして切り替えようとしてもそこでボールを奪われる・・・。
そんな中、相手のコーナーキックから押し込まれ失点。この場面は、こぼれたボールを簡単にフィードできてれば、もう１回守備の準備ができたんだけど、ペナルティエリア外ぐらいで拾われてしまった。それでも、決定的な失点の場面はここだけ。押し込まれた割には、きちんと守備で集中を切らさずやれてたと思う。
しかし、このままでは上に上がれない。攻撃にパワーをかけないといけないでの、システム変更。ボールを奪った後、パスを受けるターゲットが増えたので、少しボールが回るようになった。前でボールを受ける子もついてきたマークをはがしながらゴール方向へと向かう。それから前線につながり、相手キーパーと１対１になる場面も出てきた。あきらかにうちのペース。それ以外にも得点を匂わせる場面があったけど、残念ながら得点には結びつかなかった。
そしてタイムアップ。残念ながら３回戦での敗退となってしまった。
ゲーム後に、子どもたちとミーティング。攻撃の課題は、前回と同じようにパスが回らない。どうして？パスがずれていた、パススピードが遅かった、などなどの意見が挙がった。それじゃあ、課題はボールを出す側だけ？受ける側に課題は？と問いかけると、パスコースに入ってなかった、アクションがなかった、などなど。守備では、なかなかボールを奪えなかった。なぜ？ボールとマークを一緒にみてなかった、プレスが遅れた（予測が足りなかった）などなど。じゃあ、ポジションは？いいポジションをとって、ボールが動いた瞬間にプレスに行けてた？そんなやりとりをしながら、ゲームをふり返った。できなかったこと、いわゆるチームや個人の課題には、必ず原因がある。パスが回らなかった、ボールを奪えなかったという現象だけとらえてもダメ。どうしてそれらのことができなかったのか分析して突き止めないと、次からのトレーニングに生かせない。子どもたちとやりとりをしながら、そんな意識を共有していった。
これで新人戦が終わり。次はいよいよ、６年生にとっては最後の大会、「選手権」がある。新人戦に向けてトレーニングをしてくれたこと、今までチームをリードしてくれたことに感謝しながら、６年生のために戦おう！少しでも力をつけ、６年生の役に立とう！そんな気持ちがチームをつなげていくはず。
前半を0-1で折り返し、後半システムを変えてゲーム状況がよくなった。W杯で活躍する日本代表と重なったけど、結果が出なかった。そううまくはいかないな。まだまだ修行が足りん！
