練習日誌

今日のテーマは「守備のテクニック」

今日のテーマは「守備のテクニック」

今夜のトレーニングは3〜6年生について
立春を目前にしてやっと冬本番。今シーズンでは一番の冷え込みのせいか、上級生の参加者も3年生2人、6年生4人と少なめ…。

けど、こんな時だからこそ、じっくり細部までトレーニングを観る事も出来る。

まずは身体を温めるために、W-upは6人で『川渡り鬼ごっこ』
14m×14mのグリッドの4隅に6m四方の安全ゾーン、安全ゾーンの間(内側)には、2人のコーチが鬼役で入る川ゾーン、子供達はゾーンからゾーンを鬼からのタッチをかいくぐり6周するのが1クール。
6年生はボールを脚でコントロールしながら、4年生はボールを手でつきながら。コーチは見て見ぬ振りしたフェイント、子ども達は仲間で連携プレー、いかに相手を出し抜くのか、互いに駆け引きしながらプレー。
息が上がったのはコーチの方。

次は、8m×8mグリッドの中にコーンを4個配置。グリッド内には鬼1人に逃げる側は5人。
4個のコーンに触れてる人は安全。コーンに触れてない1人は鬼から逃げながらコーンに避難。コーンは先に触れてた人より、後から来た人が優先。
鬼は狙いのターゲットが目まぐるしく変わり、3年生の子が鬼役になると、観るものが多くて大変そうだった。

この2つのW-upにも身体を温めるだけではなく、サッカーに必要な要素を詰め込んでいるので、楽しみながら色んなものを習得していって欲しい。

今日のテーマは「守備のテクニック」トレーニング①では15m×15mの中央に2つのコーンゴールを設け1対1の勝負。
コーチからDF側には「ボールの移動中に激しく相手に寄せる」こと、「粘り強く相手に喰らいつく」こと等を要求。
初めは何となく、ゆっくり相手に寄せてた子も要求することで、激しくやれるように。だけど、しばらく黙って見てると元に戻ってしまう。
コーチ陣も粘り強く、やるべき事をきっちり要求しつづけていかなけらば ならない。

トレーニング②では、20m×13m縦長グリッドで2対2 ライン突破で得点を競う。
3年生と6年生を混成で行うため横幅を敢えて縮めフィジカル要素の負荷を抑えて実施。

チャレンジ&カバーのポジショニングや2人の関わり方にアプローチを行った。
子ども達もしんどさからか「何となくそこにいる」子もいて、味方のカバーと自分のマーク、そしてボールを同一視出来る場所どりや身体の向きにアプローチを行った。

このトレーニングを基に、3対3+フリーマン(コーチ)でゲーム。
1DFのアプローチの激しさを意識を高めてやれてる子もいて、積み上げが出来てるシーンはコーチにとって何よりの喜び。
こんなシーンをどんどん増やしていきたい。
だけど、アプローチの激しさと同様に、ボールが次に展開された時でも全力で元の位置に戻る事など、まだまだの所にはフリーズでコーチング。
しんどいことを要求してるけど、やるべきことを連続してやれるタフな選手を育てていくためには、妥協せずに求めて行かなければならない。

しかし、今夜は寒い中のトレーニング。
子どもも保護者の皆さん、お疲れさまでした。